【星景】広島の「県民の浜」で春霞の天の川を撮影してきました。

今回が人生で7回目の星景撮影となりますが、初めて地元広島県内での撮影となりました。

広島市内から南の空を撮影するのに最適な場所を探すと、瀬戸内海沿岸はどうしても光害の影響があるため、四国に渡るか、中国山地より北に行くかの大きく分けて二択になると思われます。

今シーズンは事情があって冬用タイヤを車に履かせていなかったので、北へ行く選択は除外され、一度は四国へ渡って撮影を行いました(翠波高原)が、いかんせん遠い。

そんなこんなを考量しつつ、近くて比較的暗そうだと思われた呉市上蒲刈島の「県民の浜」へ天の川撮影に赴きましたのでご紹介します。

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撮影記

2019年4月6日(土)

この週末は時間がなかったので、近場で撮影地を探していました。

天の川の出る時間帯にはどこも雲がかかるかかからないかの微妙な予報でしたので、遠くへ行くのはリスクがありそう。もし雲が広がって撮影ができなくてもショックが少ない場所ということで、広島市内から約50kmの県民の浜へ行ってみました。

夜の2時過ぎに到着し撮影開始、夜の4時過ぎには撮影を終え帰途に付きました。
夜中の到着でロケハンは当然できてませんので、何がなんやらわからない状態で、とりあえず駐車場から撮影したのと、浜辺にでてすぐの場所で撮影。

二時間ほどの撮影の間に、なぜか消防車が二回訪れました(夜中のパトロール?)が、それ以外には誰も訪れることはありませんでした。
ただし、夏になると週末の夜は色んな人が訪れそうな場所だなという印象。

この日は気温10℃と比較的暖かかったので、以下のような格好で撮影しました。

●頭 ・ニット帽(耳も隠れる)
●首 ・ネックウォーマー
●上半身
 ・Tシャツ
 ・長袖Tシャツ
 ・パーカー
 ・アバクロンビー&フィッチの厚めのダウン
●下半身
 ・ユニクロ ヒートテック(薄め)
 ・中綿入りジャージ
●靴下 ・普通のビジネス靴下と冬用登山靴下(だいぶヘタって穴空きかけてるw)の二枚重ね。
●靴 ・厚めの革のトレッキングシューズ(メーカー不明)

近くに天文台があるみたいなので、できればそちらも風景に入れてみたかったのですが、今回はできませんでした。次回のお楽しみということにしときます。

それにしても、やっぱり近場だと車中泊の準備の必要がないので手軽でいいですね(あたりまえ)。

 

撮影地

県民の浜

呉市蒲刈町にある海水浴場です。
宿や温泉、テニスコートなどが同じ施設内にあるリゾート施設と言っても良い場所です。
上蒲刈島にあり、眼前には瀬戸内海が広がるロケーション。

海の向こうには四国があり、南方向は松山市、南東方向は今治市の光害の影響があります。

駐車場の奥に自動販売機?かなにかの照明が光っていましたし、暗めの照明がありましたが気になるものでありません。
この程度の明かりなら、適度に前景を照らし出してくれて、場所にもよりますがあっても良いかもしれません。

安芸灘大橋有料道路

県民の浜へ行くには「安芸灘大橋」を通る必要があります。
料金は普通車片道720円(2019年4月現在)でした。

有料であることは知っていましたが、ETCが利用不可なのでご注意ください。
私は現金を持たないで外出することも多いので、料金所で一瞬現金があったっけ!?と焦りましたw

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作例

●ソフトフィルター(LEE No.1)使用。
●「Sequator」使用。
●今回から、マウントアダプターを再度「K&F KF-AAE」からソニー純正の「LA-EA4」に戻したので、焦点距離が表示されるようになりました。

前述の通り、浜と駐車場の二ヶ所で撮影。まずは浜で撮った二枚。

撮影日:2019/4/7  撮影機SONY α7s/TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USD  焦点距離:18mm 
絞り値:F2.8 露光量:13秒 ISO4000(Sequatorで12枚)

3:28 予想通り四国側の光害があったので、浜の一部にあったシロツメクサの群落(というほどの広さではない)を前景にしてかなりローアングルで、海の明るい部分を隠して撮影した一枚です。

到着した2時頃には天の川は肉眼では見えなかったのですが、この頃になると目が暗闇に順応したのか、肉眼でも薄っすらと天の川が見えていました。

 

撮影日:2019/04/7 撮影機SONY α7s/TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USD
焦点距離:18mm 絞り値:F2.8 露光量:15秒 ISO4000(Sequatorで16枚)

3:48 普通のアングルでシロツメクサを前景にしてみました。
写真には写っていませんが、左側に強い光源があったので、それが写り込まないように縦撮りにしました。

海の上の低い位置は霞んでいましたが、心配していた雲がかかることはありませんでした。
風もなく波の音が聞こえてくるだけの穏やかな天気だったので、暗闇の中でも恐怖を感じることも無く、まったりと撮影できました。

 

撮影日:2019/4/7  撮影機SONY α7s/TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USD  焦点距離:18mm 
絞り値:F2.8 露光量:13秒 ISO4000(Sequatorで15枚)

3:58 最後は帰り際に駐車場で撮影した一枚です。

駐車場の奥の方(写真右側)から自動販売機?の明かりが常に照らしていたので、建物がいい感じに浮かび上がってくれました。
ちょっと南国っぽい雰囲気ですが、広島県です。

 

撮影設定は、前回の翠波高原とほぼ同じ(ISO4000、露光時間13~15秒)でしたが、やはりここは明るいのか写真も明るく写っている気がします。

真っ暗な条件ではIOS5000~6000にしないと、前景を明るく写すのは難しいでしょうね。
今後も試行錯誤していきます。

 

車中泊

県民の浜駐車場

無料で約100台駐車可能な広い駐車場があります。
かまがり温泉「やすらぎの館」があるので、お風呂も問題なし。

ただこの時はトイレを利用することがなかったので、夜中にトイレが使用可能かは不明です。

また、レストランもありますが営業時間が11~14時と短いし、島事態に食事ができる施設やコンビニ等が少なそうなので、車中泊の際は、安芸灘大橋を渡る前に確保しておいたほうが良さそうです。

 

あとがき

星を撮影するという目的において、空の暗さと距離とのバランスを考えると、広島市内から県民の浜というのは妥協できるギリギリの環境かなと思います。

この辺りには他に試してみたい場所も数カ所あるし、とりあえず困ったときには気軽に行ける場所になりそうです。

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