【星景】翠波高原(愛媛県四国中央市)で、横たわる春の天の川を初ゲットしてきました。

あ…ありのまま 先週 起こった事を話すぜ。

「おれは 5 日間、 九州に天の川を撮りに行ったと思ったら、
できあがったのは四国で撮った天の川写真だった。」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが(ry

 

というわけで、先週5日間ほど九州に天の川を撮りに行ってました。

で、昼間は連日快晴に恵まれたにもかかわらず、夜の天の川タイム(午前3~5時)になると連日雨に降られるという持ってない男っぷりを遺憾無く発揮してきましたヽ(`Д´)ノ ウワァァァン

結局九州では一枚も天の川を撮れず、金曜日に泣く泣く一旦帰宅したものの、どうしても納得が行かなかったので、急遽予定になかった四国遠征へ。

なんとか春の天の川の姿を捉えることができたので紹介します。

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撮影記

2019年3月17日(土)

九州での天の川ゲットに失敗し、もうどこでも良いので天の川を撮影したいと場所を探しますが、中国地方でも天気が不安定な予報。

一番近場で晴れそうだった四国で検索して、候補に上がったのが翠波高原(すいはこうげん)でした。

近場と言っても広島から片道250km。
失敗が許されない距離だったのと九州遠征の疲れもありで行くかどうかかなり迷いましたが、天の川への欲求に勝てず放四国を決断しました。

土曜の夕方に現地に到着。
いつものように太陽の出ているうちにロケハンを済ませ、駐車場で待機します。

雲の具合をチェックするため携帯を見ると、なんと圏外ではありませんか!

夜になるとどんどん雲が増えてくるという九州と同じ状況にドキドキしながら、事前に見ていた晴れの予報を信じて天の川が昇ってくる時間になるまでじっと待つしか無い状態に。

空全体を雲が覆う時間帯も一時ありましたが、快晴とまでは行かないまでもなんとか天の川が見える雲の状況になったので、午前3時から撮影を開始しました。

気温はおそらく0℃前後。
前回の秋吉台と同じぐらいの気温だったので、撮影時の格好も全く同じ装備で望みました。
結果全く寒くなかったです。

撮影地

翠波高原

翠波高原。
自分は全く聞いたことも無かったのですが、(良い意味で)とんでもない場所ですよここ。
四国恐るべし。

海から5キロぐらいしか離れていないにもかかわらず、標高900m近くを一気に登るような場所なので、眺望がめちゃくちゃ良いです!

特に海側の景色は、眼下に工場と瀬戸内海を見下ろす絶景です!
こんなすごい場所が無名だなんて(自分が知らないだけかもですが)四国恐るべし(二回目)。

星の撮影は、標高892mの翠波峰頂上より少し下った花園で撮影しました。

ここは4月下旬から5月上旬には菜の花畑になるようです。
この時はただの緑色の草(たぶん菜の花?)が生えているだけでしたので、都合が合えば是非黄色い菜の花を前景に撮影したいと思いました。

翠波高原の空の暗さ

北から北西側(瀬戸内海側)は市街地や工場があるので比較的明るいです。

それに比べ南側は四国の山並みが広がっていますので十分な暗さだと思います。
が、意外と明るいなというのがこの時の印象です。

実は肉眼では天の川が見えにくかったです。
低空のモヤに光が反射していたのか、写真を見ると意外と稜線が明るくなってましたし、何度か行って見ないと本当の暗さはわからないというのが今の時点での正直な感想です。

暗くなったらトイレが自動点灯してましたが、いつの間にか消えていました。
近くで撮影しなければ問題ない明るさです。

法皇トンネル

この場所に北側からアクセスする道中にある「法皇トンネル」は、知らないで来ると『えっ?えっ?』ってなると思うのでご注意ください(笑。

1663mの結構長い直線のトンネルなのですが、なんと一車線しかありません。
トンネル内に10箇所ほど設けられた待避所で離合しなければならないのです(普通車なら待避所以外でも離合できなくはないようですが、無理する必要もないです)。

私もこれを聞いたときにはちょっとビビりましたが、基本的には交通量も少ないので、譲り合いの精神で望めば何の問題もありませんでした。

 

作例

全てソフトフィルター(LEE No.1)使用
今回初めて「Sequator」というソフトを使用しました。このソフトは複数枚の写真を重ね合わせることで、高感度ノイズを低減してくれる無料ソフトです。

翠波高原 展望台と北斗七星
撮影日:2019/03/17 撮影機SONY α7s/TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USD焦点距離:? 絞り値:F2.8 露光量:15秒 ISO4000(Sequatorで12枚)

北側の展望台?を撮影した写真です。
市街地の明かりが肉眼で見ても明るく空を照らしていましたが、なんとか北斗七星をとらえることができました。
建物と北斗七星を強調したかったので、Lightroomで現像時にあえて周辺減光を強めにしています。

 

翠波高原 春の天の川
撮影日:2019/03/17  撮影機SONY α7s/TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USD  焦点距離:約20mm? 
絞り値:F2.8 露光量:15秒 ISO4000(Sequatorで15枚)

二枚目は南東方向にカメラを向けて撮った天の川です。

右端に蠍座がうまくフレームに入ってくれました。
マウントアダプターKF-AAEを使っているので、相変わらず焦点距離がはっきりしないのですが、おそらく20mmぐらいだと思います。

ご覧の通り、上空は晴れていましたが、低空には薄い雲というかモヤがかかっていてそれに地上の光が反射しているのかやや明るく色味もオレンジがかっていて現像に悩みました。

画像:『つるちゃんのプラネタリウム』より クリックで少しだけ拡大します。

ちなみにこの時(ちょうど4時ごろ)の星の配置は上の画像となります↑。

ひときわ大きく光る星が木星で、それとほぼ同じ高度で左側で光る星が、
夏の大三角形の一角を担うわし座のアルタイル(彦星)です。

画像は私の愛用する神ソフト『つるちゃんのプラネタリウム』からキャプチャーさせていただきました。
無料ソフトとは思えない素晴らしいソフトなので超おすすめです!
是非モバイル対応して欲しい!

 

翠波高原 春の天の川(縦撮り)
撮影日:2019/03/17  撮影機SONY α7s/TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USD  焦点距離:? 絞り値:F2.8 露光量:15秒 ISO4000(Sequatorで13枚)

二枚目と同じ方向を縦撮りで。
天の川の上のスペースが空きすぎ。もう少し地上を入れても良かったかも。

 

Sequatorを使用してみての感想ですが、ノイズ低減効果は素晴らしいです。
重ね合わせた画像のズレもありませんでした。
このソフトも無料でこの高性能。神ソフト認定!

一枚の露光時間を今回は15秒に設定。
一枚撮りする時が30秒なので半分の時間となり、その分取り込む光量が減るため若干色味がおかしくなっている気がしました。

ISO感度を一枚撮り時と同じ4000に据え置いたので、この結果は当然といえば当然ですね(苦笑。
なので次回はもっとISO感度を上げて(5000もしくは6400)撮影してみたいと思います。

 

車中泊

翠波高原駐車場

めちゃくちゃ広い駐車場です。
メインの駐車場で200台。それ以外にも駐車場がありますので、夜に車が止められないことはまず無いでしょう(笑。
この時は私以外誰もいませんでした。

お花の見頃の時期には天の川に絡めての撮影目的で訪れる方も増えるかもしれませんね。
 ・菜の花:4月中旬~5月上旬
 ・コスモス:10月中旬 など
詳細はこちらで確認してください ⇒ 四国中央市観光協会 花の開花状況

トイレも24時間使用可能ですが、夜間の照明は気がついたら消えていました。
自動で消灯されるようですがそれが何時なのかは不明です。

駐車場の照明はありませんので夜間は真っ暗です。

 

あとがき

急遽訪れた翠波高原でしたが、眺望の良さが最高で星景写真撮影に関係なく素晴らしい場所でした。

もちろん四国の山々が連る南側は暗いので天の川撮影にもまた訪れてみたい場所です。
次回は菜の花が咲く時期に是非入ってみたい!

あとSequatorに関しては撮影設定をもっと詰めてから使用すれば、かなり使えるソフトのような気がしています。
しばらくはSequatorの使用を前提にした設定で撮影していくつもりです。

機会があれば、一枚撮りとの比較記事を書くかもしれません。

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