前の記事↓の続き。この日二回目の追尾星景です。
一晩に2パターンの追尾固定撮影を行うという初めての試みでした。
正直前回記事で紹介した1パターン目は、思ったよりもRF16mmF4の歪みが酷くて?コンポジットが上手くいかなかったこともあり、いまいち思ったように表現できませんでした。
対してこの記事で紹介する2パターン目は、目論んでいた通りの構図で撮れた撮影も、その後の画像処理も非常に満足のいくものとなりました。
すでにTwitterで画像はアップ済みで、調子に乗って『宙への道程』などとカッコつけてタイトルつけてます(´∀`*)ポッ おかげで?自分史上最高の反響をいただきました!ありがとうございます!それでもいいね!30弱ですが・・・Twitterって難しいです( ̄▽ ̄;)
作例
宙への道程
使用機材
カメラ:CANON EOS Ra
レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM
赤道儀:SWAT-310V-spec
自由雲台:Velbon 自由雲台 QHD-53
微動雲台:ユニテック 極軸微動ユニット
画像処理
とりたてて目新しいことはしておりません。前回↓を踏襲しいつもより気合は入ってるかも。
概ね思うようにできたのですが、敢えて言うならもう少し星雲の赤を朱色っぽくしたかったのですが、上手くできませんでした。星の色もそうですが色の調整は何かと難しいです。
あと、オリオン大星雲には一応15秒露出で撮影したものでHDRしてあるのですが…これもあんまり上手くいってないですね。もう一段暗いのが必要だったかな。
撮影について
実はこの場所・構図での星景はEOS_Rを購入して秋吉台に試し撮りに訪れた二年前から考えていました。
上の写真を撮った時から「この道はおもしろいな」と感じたので、この場所で星景を撮りたいと目論んでいました。それから二年も経過してしまったのは、なかなかタイミングが合わなかったのもありますが、一番の理由はその時の自分の画像処理技術では納得がいく星景写真にならないだろうと考えたからです。ようやく今なら最低限の写真にはなるだろうと考え、ちょうど秋吉台の晴天予報があったので今回撮影できました。
今回形にできて良かったです。
ところで、星景写真を撮り始めてからいつも悩むことがあります。それは、星空と地上風景のどちらを大きく撮るか?ということ。星景写真を撮り始めたころは、やっぱり星景なんだから星空を広めにとるべきでしょ!と考えていて、実際いままで撮った写真のほとんどの地上風景は大きくても半分まででした。最近はむしろ地上風景を広く撮ったほうが良いのでは?と考えることも多く、今回もそれを意識して撮影し上手くハマった気がします。もちろんケースバイケースではありますが・・・。
Twitter等にある素晴らしい写真を見ていると、結局普通の風景写真を綺麗に撮れるようになることが星景写真の上達にもつながることを実感します。自分にはまだまだ足りない部分が多すぎる。
というわけで今年はせめて昼間のロケハンぐらいはきちんとやろうと決意しました。
あとがき
なんだか有益な情報が一つもない内容となってしまいましたが今回はこれで終了です( ^ω^)・・・
ちょっとTwitter界隈では新星景うんぬんと盛り上がっていて(元々私は「新星景」という言葉はなるべく使わないようにしていますが)、若干肩身の狭い感じもあります。でもやっぱり好きなので今年も違和感タップリの星景写真を、今年はたくさん撮るつもりです。興味がある方はのぞいていただけるとありがたいです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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