EOS Rを予約購入したのが昨年の10月末なので、もうすぐ一年が経とうとしています。
最近になってちらほらEOS Rでの星景写真もネットで見かけるようになってきました。
それがまた意外とレベルが高い。
私の星景写真事情は”高感度番長”の異名を取るα7sにおまかせ状態(α7sが星景写真専用機となっている)。EOS Rの出番はありません。
常用ISO感度の数値を比べると、
α7s:ISO100-102400
EOS R:ISO100-40000
スペック的にも今後もEOS Rの出る幕はないだろうと常々考えてきましたが、ネットに上がった高レベルな星景写真を見ると「私もEOS Rで星景写真を撮ってみたい!」という衝動が抑えられなくなってきました。
そこで1周年記念ということでもないですが、EOS Rで星景写真を撮るべくレンズの購入検討に入りました。
F2.8より明るいレンズが欲しい!
現在使用している星景用レンズは、TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di USDというズームレンズです。
このレンズは画質的にはコマ収差も皆無で非常に優秀だと、素人の私にもわかるレベルの素晴らしいレンズです。ただし、星景写真を撮るにはもう一段の明るさが欲しい。
今回はこれよりも明るいレンズを購入したいと考えています。
F2.8より明るいズームレンズ
で、探してみるとF2.8より明るいズームレンズって見当たらないんですよね。
あってもフルサイズ用ではなかったり。
そんな中見つけたのはこの2つ。
Canon RF28-70mm F2L USM【Amazon】
数少ないRFマウントレンズですが、星景用としては焦点距離が長過ぎる。
というか値段が高すぎて手が出ない。
F2なので明るさもイマイチ。
SIGMA Art 24-35mm F2 DG HSM【Amazon】
こちらは24mmから35mmとカバーする焦点距離がなかなか良い感じ。
ただ、F2開放ではコマ収差が酷くて絞って使う必要があるみたい。
絞っちゃうと今回の条件である明るさが得られないのでこちらも候補外に。
特にズームレンズが嫌だったわけではないのですが、結局単焦点レンズの選択肢しかなくなってしまいました。
F2.8より明るい単焦点レンズ
単焦点レンズであれば明るいレンズはゴロゴロしているので、明るさに関しては困ることはありません。とは言え初心者があまりわけのわからないレンズを買う必要もないので、シグマのArtシリーズにするのが無難でしょう。
問題はどの焦点距離にするのか。
大人買いできる財力があれば悩む必要はないのですが、そうもいきません。
かなり悩んだのですが20mmもしくは24mmにしようかなと。
SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
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SIGMA Art 24mm F1.4 DG HSM
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せっかく明るいレンズを買うなら、露光時間が短い必要のある望遠側の焦点距離のレンズにしたい。
ただあまり画角が狭すぎると、絵的にむずかしくなってくるので、間をとってこの2つかなと。
星景写真の場合、画角が狭くなるに比例して、チャンスも少なくなります。
地上と星が離れすぎると、狭い画角に入り切らなくなっちゃいますので。
そう考えるとより広く撮れる20mmが無難ではあるが・・・。
EOS Rで星景写真を撮るには、事実上EFマウントレンズ以外の選択肢は無い。
今(2019年9月現在)の時点では、レンズのマウントに関してはEFマウント1択になるのかなと。
RFマウントレンズはまだラインナップに乏しいし、はっきり言って値段が高過ぎる。
EFマウントにする理由はもう一つあります。
もしEOS Rで使わなくなっても、下記のアダプターを介せばEマウントでも使えるようになるからです。
SIGMA マウントコンバーター MC-11 キヤノンEF-E用 キヤノン⇔ソニーEマウント
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現状はソニーとキャノンの2台体制なので、両方使えるのは助かります。
結構高価ですが、安いアダプタみたいに撮影データが記録されないなんてこともないので安心です。
シグマArtレンズならマウント交換サービスもありますしね。
まとめ
月末の連休に遠征を考えているので、それまでに手に入れるためにどちらにするか早く決めたいんですが、久しぶりの高価な買い物なので非常に迷っております。
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