【星野】ようやく撮影できたバラ星雲付近の天体写真は思いのほか画像処理が難しかった

 先日間違えて撮影したクラゲ&モンキー星雲。本当はバラ星雲付近を撮りたかったんですが、その念願かなって志学展望広場で撮影できました。

間違えて撮ったくらげ&モンキー星雲はこちら↓

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志学展望広場 天体写真撮影記

 これも最近お決まりになりつつある、星景写真と星野写真を同じ日に撮影するというパターン。

 星景写真は前回の記事で紹介済みです↓撮影地等のことも書いてます。

前回の記事

 一晩で2対象以上撮影できるというのは、以前に比べて成長している部分です。最初のころは1つの対象を撮影するのに勢力を使い果たしてしまって時間があっても撮る気にならないぐらい余裕がなかったので。

志学展望広場で撮影した星野写真作例

バラ星雲付近を200mmで撮影

撮影日:2022/2/28 焦点距離:200mm 絞り:F5 ISO:2000 露光時間:150秒35枚

使用機材

 カメラ:CANON EOS Ra
 レンズ:EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
 赤道儀:SWAT-310V-spec
 自由雲台:Velbon 自由雲台 QHD-53
 微動雲台:ユニテック 極軸微動ユニット

 今回もカメラと赤道儀をつなぐ雲台は自由雲台を使用しましたが、Really Right Stuff BH-40LRIIではなくVelbon 自由雲台 QHD-53でした。そのせいなのかわかりませんが、35枚撮影した中で15枚近くに振動によるブレ(と思われる)が見られました。

 本来ならコンポジットからは除外するべきなのでしょうが、露光時間欲しさに全てコンポジットしてしまいました( ̄▽ ̄;) 加算平均(σクリッピング)すればそれほど影響は無いと思いましたが、強調処理が進むにつれ若干ではありますが星が縦長になってしまいました。そのせいで微光星が思ったように消えてくれなくて苦労しました。

 その他にも星雲の淡い部分の描出が出来なかったり逆にバラ星雲は強調され過ぎたりで、思ってた以上に納得のいかない画像処理になってしまいました。

 ここはいずれリベンジしたいですが、淡い部分の描出は今のところどうすれば良いのかわからないのでまだ先になりそうです。ワンポイントのブルーはカタツムリ星雲というらしいのですが、綺麗な色になったのは良かったです。

 

あとがき

 最後にTwitter。

 オリオン大星雲やくらげ&モンキー星雲の時も感じていましたが、星野写真はどうも外国の方に人気がある気がします。今回も100を超えるイイねやたくさんリツイートしていただきありがとうございます。

 そこそこ皆さんの反応がいただけるようになってきたのですが、その割にはフォロワーさんは増えてない…。やっぱり自分からフォローしないとダメなのかもしれませんが、人見知り&小心者なので自分からはなかなか行けないんです…。星関連のツイートされてる方ならほぼフォローバックすると思うのでフォローよろしくお願いします(結局他力本願( ̄▽ ̄;))

 冬の天の川の季節も終わりに近づき、夏の天の川の季節になりました。

 実は今まで夏の天の川シーズンになるとモチベーションがなくなったり、コロナ関係で撮れなかったりとまともに撮ったことがほとんどないので、今シーズンはこれから半年ほど(今までよりは)しっかり天の川を撮影してみたいと思いますので良かったらまた当ブログへお越しください。

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