7日目↓からの続き。
前日に自転車での一日最長距離を無事完走し、あとはほとんど帰途に付くだけとなりました。
自転車の走行も少ないです。
札幌駅までは自転車で移動し、札幌~小樽は鈍行で輪行。せっかくなので小樽運河に立ち寄ってからフェリーターミナルを目指します。
小樽から舞鶴までフェリーに揺られて翌日の夜に舞鶴へ到着。そのまま宿で一泊。
その翌日に舞鶴から広島まで輪行します。
特に書くこともそんなにないです。
帰途につく日は、人の旅行記を読んでいても一番ネタが無くて寂しいものですが、私の場合も例外ではありません。
なのでサラッとイキましょう。
8日目自転車走行距離:約15km
9、10日目自転車走行距離:約3km
2018年6月29日(金) 8日目
7:30起床。今日はほぼ予定のないフリーな一日。
札幌から小樽までJRで輪行予定。天気が良ければ札幌駅周辺を観光しようと思っていたが、あいにく雨の予報です。なので時間の余裕ができたので、チェックアウト時間のAM11時ぎりぎりまでホテルの部屋でゆっくりすることにしました。
今夜乗る予定のフェリー出発時間は23:30。小樽に早く行って観光することも考えたが、夜の過ごし方が思いつかないので、札幌で時間を潰して夜JRで移動することにしました。
体調は旅の疲れはあるものの悪くない。左膝裏にサポーターが擦れて肉がえぐれている部分があり、少し痛いのが気になるぐらいだ。
昨日、自分にとって一番長い登りと下りを経験して思ったのは(登りの傾斜にもよるけど)意外と下りが辛いなってこと。ペダルに乗っけてる足が固定されていないので、常に力が入っていて左の足首が痛くなってきたのにはとてもびっくりしました。あとは手首と肩の痛みは、前体重になるからかな?
予定通り11時前にチェックアウト。ホテルの売店でお土産を買ってゆうパックで送った。雨が少し降っていたけどすぐに止みました。早く到着してもしょうがないのでメッチャゆっくり歩道を進む。
札幌駅に近くなると人が多くて疲れます。やっぱり人が多い場所から離れたくなり、札幌観光は止めて(雨のせいもある)このまま小樽へ輪行することにしました。平日なので遅くなると帰宅者も増えるしね。
石狩ライナーとかいう快速に乗ることに。2列✕2列の4列席の列車であった。1両目に広いスペースがあったのでそこに自転車を置いた。座れなかったがもたれかかることはできたので、楽に立っていられたので良かった。乗客は立っている人も結構いました。
一時間もかからないぐらいで小樽に到着。どうしようか迷ったが洞爺駅と同じように、降り立った駅ホームで時間を潰すことに。雨に降られるといやなので。持っていたパンを食す。
その後日記を書いていたらしばらくウトウトしてしまった。天気は不安だったが小樽運河にでも行ってみることにして、ホームから出た。切符を改札機に入れると「しばらくお待ち下さい」とゲートが閉まって通過できない!
駆けつけた駅員に「二時間経過しているので」と言われた。どの時点から二時間なのかわからないが(到着時刻から?それだと列車が遅れたときはどうなる?)そういう決まりらしい。初めて知ったわ(笑。しかし若い駅員さん、「何してたんですか?」って犯罪者に尋問するような聞き方ヤメてw
そんなこんなで駅を出ると自転車を展開。梱包もそうだがだいぶ慣れたなあ。
小樽運河経由でまだ早いけどフェリー港へ行くことにした。
運河・・・、正直何が良いのか私にはわからない。ここでも中華系の言葉が飛び交ってる。写真だけ撮って進みます。フェリー港まで小樽駅から5km程なのですぐに到着。
停泊していたフェリーの写真を撮ったり、その近くの船を撮ったりして暇つぶし。しかしうまく撮れなくて凹むわ。
まだかなり時間があるので、ラーメンを食べに行くことにした。大好きなラーメンだが、この旅ではなぜか一度も食べていなかった。自転車旅なのでなるべく体調のことを考え、なるべくバランスの良い食事を心がけるとラーメンという選択肢は無くなってしまう。
けどもう自転車での走行はしなくていいので、最後に一杯ぐらいはと思い「小樽坂」といういかにも小樽のラーメンを食べさせてくれそうなラーメン屋を目指す。ナビの通りに進んでいくと、そこはイオン系の巨大商業施設内のラーメン屋であった。
出てきたラーメンは至って普通の味噌ラーメンであった。美味しかったから全然問題ないけど期待していたご当地ラーメンではなかったのが若干残念ではあった。その代わりフェリーの出発までの時間つぶしにはショッピングモールは最適なので、結果的にはこのラーメン屋にして良かった。
夕方にラーメンを食べて閉店の夜8時までボーッとしていた。それからセイコマでフェリー内で食す食べ物を調達。さっきフェリーを撮影した臨海公園へもう一度夜のフェリーを撮影しに向かう。
港にはさっきのフェリーはいなかったがちょうど自分が乗る船が入港してきました。やっぱりお尻から入って来るんだな~初めて見ました。
20:30 フェリーターミナルへ向かう。指示された場所に自転車を置く。22:45には乗船できるようです。それまでの2時間はターミナルの待合室でゆっくりします。
この時点でもう旅が終わったような気になってきましたが、まだ終わってはいません。家に帰るまでが遠足だ!
22:45 言われた通りの時刻に「あかしあ」に乗船。やっぱり自転車はタラップは歩いて押して登る。
23:30 定刻通りに出港です。その頃私は眠りにつきました。
2018年6月30日(土) 9日目
トイレに行く以外には基本的には昼まで寝てました。
長距離フェリーに乗るのはもう6回目なので、流石に新鮮味は無い。初めて乗ったときに船酔いしてしまって、しばらくはトラウマだったので酔い止め薬を服用していましたが、今回の旅では往復ともにお世話にならなくて済みました。
なにげにお金が無くなってきている。ちょっと使いすぎたかもしれない。今更節約ということでもないが昼食は買っていたおにぎりで済ます。
オープンデッキで外を眺める。天気は曇り。もやっていて眺めは悪い。寝すぎたせいか腰が痛い。なのでお風呂で解すことにした(14時)。この時間はいつも人が少ない。狙い通りこの時も貸し切り状態であった。新日本海フェリーのお風呂はやっぱり最高である。
18:00 フェリーの食堂で夕食。花咲蟹鉄砲汁は失敗だった。カニの足は入っているけど割れないので身が食べられずストレスがたまる(笑。他の具はネギだけだし、カニの出汁を味わっただけになってしまった。
うーんやっぱり腰が痛い。鈍い痛みがしんどい。
色々考えると、今回の日程ぐらいが今の自分にはちょうど良かった気がする。もっと無理は可能かもしれないが、これ以上負荷が高いと旅が楽しめなくなる可能性が高くなる。多分もっと早くに腰や膝の痛みが出ていたであろう。今回の行程は絶妙だった(有珠山登山に行けなかったのは良かったのかもしれない。)
フェリーは定刻に舞鶴へ到着。
湿気のあるムッとした熱気を感じる。本州に戻ってきたことを実感する。
ナイトランになるが、今夜の宿(シーサイドホテル パルコ)までの距離は1km程度なのであっさり到着。隣にローソンがあるのが嬉しい。建物は古いが改装中で部屋の中も改装済みで綺麗だった。
古いホテルの禁煙室は名ばかりの場合が多く、ヤニ臭が残っていることがあり不安だったが、そんな心配は杞憂であった。ただ北海道とは違い、暑くて寝られなかった。就寝が2時頃になってしまった。
2018年7月1日(日) 10日目
6:30 起床。寝るのが遅かったので、朝食は持っていたパンで済ます。
7:10チェックアウト。誰もいない舞鶴のメイン通り(多分)をゆっくり進み東舞鶴駅へ到着。
一番に列車に乗り込み、車両の一番後ろの狭いスペースに自転車をねじ込む。一番後ろの席を予約していたのでそこに座ろうとすると、先におじさんが座ろうとしたので「そこですか?」自信満々で尋ねたらなんと自分が間違っていた_| ̄|○
「すみません・・・」と謝り一番前の席へ移動。北海道に続いてまたしてもみどりの窓口のお姉さんが車両の前後を間違えたのかと思ったら、そうではなく、たしかに東舞鶴駅では一番後ろの席だったのだ。つまり進行方向が途中で変わる列車であった!うーん・・・なんだかな~。せっかく席指定できてもこれじゃ意味がないなあ。
新幹線に乗り換える京都駅では、駅の端から端まで自転車を担いで歩く事になり疲れました。京都駅だから荷物を置く車両後ろのスペースはいっぱいだろうと覚悟して、列の一番後ろから新幹線に乗り込む。前には大きなスーツケースを持った男性が二人。やっぱりダメだと思ったら、その二人は荷物を持ったまま前へと進んで行った。あのデカいスーツケースを彼らはどうしたんだろう??
なので、意外にも自転車は一番うしろのスペースに置くことができました。ラッキー!けど、もし置けなかったらどうするかな~?やっぱり扉付近に置くしかないのだろうか?こういうのを気を使うのが疲れるんだよなあ。次回は嫌いな飛行機も考慮しようかな・・・。
以上で「2018年北海道道南自転車旅」は終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント