普段からあまり食に興味がない私です。
家庭の味レベルのご飯と味噌汁と少しのおかずがあれば特に不満がない食生活を送ってきた人間なので、旅先での食事もこだわりなく、手軽なコンビニ弁当がほとんどでした。セイコマ最高!
なので今回の旅での食事も基本的にはコンビニだったのですが、せっかくなので少しだけこだわりを持ってみようということで、一日のうち一食を大好きなラーメンにしてみようと思ったわけです。
ただ残念なことに私は味覚が鈍感です。
よほどでない限りは何でも美味しく感じる舌しか持っていないので、到底詳細な味の批評はできません。
『美味しい』『まあまあ』『普通』『微妙』『不味い』ぐらいの評価しかできませんが、この旅の計5箇所で食したラーメン(うち一つはソバ)を時系列で紹介します。
北海道で食したラーメン
●ラーメンの写真は全てRX100Ⅲで撮影
新日本海フェリー食堂 醤油ラーメン

醤油ラーメン ¥750
評価:微妙
フェリー内(多分「はまなす」)の食堂で食したラーメンです。
地上でこれがこの値段で出てきたら悲しくなるレベルのお味ですが、なにせここは大海原のド真ん中?それを考えると十分なお味ですし、地上のお店のように気軽に食べられるものではありません!希少価値が高い!?
まあ、そんなふうに自分に言い聞かせて納得させることが必要になるかもです。
実は上のリンクのメニューを見ると他にもラーメンの種類があることが判明しました(2019年8月時点)。
「海老味噌風味ラーメン」と「知床塩ラーメン」
値段は今回食べた、ただの醤油ラーメンと変わらないのですが、こっちのほうが名前に北海道感がありますね。次回は絶対食べます。
ロマン街道しょさんべつ ともしび フグだしラーメン

フグだしラーメン ¥650
評価:普通
道の駅しょさんべつの食堂です。
天文台の前の”北極星”というレストランでもフグだしラーメンがあるみたいですが、今回私が訪れたのはしょさんべつ温泉前の”ともしび”という食堂になります。
初山別の名物がフグとは知りませんでした。確かに魚介の出汁が美味しいスープでしたが、言われなければ(否、言われても)フグの出汁だとはわかりません(笑。
食事処 みどちゃん こがしニンニクラーメン(通称ブラックラーメン)

こがしニンニクラーメン ¥810
評価: 美味しい
滝上町の温泉施設、”童話村交流プラザ・プラザの湯”の2Fにある”食事処みどちゃん”で食した通称ブラックラーメン。これが思いのほか美味かった!
こがしニンニクラーメンには味噌と醤油があり、今回は味噌を選択。名前の通りニンニクのインパクトの強めなスープが太めの縮れ麺に絡んで、味も食べごたえも濃厚で大満足の一品でした。
お店の雰囲気からしてよもやこんな本格的なラーメンが出てくるとは予想していなかったので、美味しいと感じたという一面もあるかもしれませんが、それを差し引いても、普通にラーメン専門店で出てきても満足できるラーメンだと感じました!これは当りです!!
ラーメン好きなら遠くても訪れる価値があると思いますよ。
マイナーなイメージの滝上町でしたが、綺麗な川と歴史と温泉といろいろ楽しめそうで好きになりました。
らーめん工房 魚一(うおっち) 牡蠣ラーメン

牡蠣ラーメン ¥1500ぐらい
評価:まあまあ
今回の北海道旅で唯一計画段階からここには行こうと決めていました。和商市場の前にある市場の中の一角を敷居で区切っただけのラーメン店です。
牡蠣ラーメンを食べるのは決めていたのですが、注文時に驚きました。
同じ牡蠣ラーメンでも下記のように細かく選べるシステムだったのですね。
・あっさり or こってり
・細麺 or 太麺
・塩、醤油、味噌(赤、白)、魚醤、エビ醤
・大(+100円) or 小(-100円)
そんなことは知らずに訪れてちょっと慌てて適当に注文してしまったは失敗だったかもしれない。塩なのにこってりって・・・冷静に考えると塩ならあっさりの方が美味しかったかも。私のような素人にはこの選択肢の多さはマイナスになる懸念があります。
あと、この数時間前に食べた昼食がまだお腹に残っていて、思いのほか量が多くてこってりだったので若干もたれてしまったのも失敗だった。この日は昼間の気温が相当暑くて食欲が若干落ちていたのかもしれない。少食の方は”小”でもよいかも。
も一つ言うと、喫煙スペースが敷居の向こうにあってタバコの煙が気になったのも痛かった。ラーメン店はまだまだ完全禁煙の店が少ないのが残念です。
今回は色んな負の要素が絡んだ結果、まあまあ美味しいかなって感想になりました。できれば体調万全でもう一度訪れて、今度は一番好きな味噌味を食べてみたい。
駐車場:釧路丹頂市場、和商市場、アベニュー946の駐車場であれば、無料駐車券を発行してくれます。
番外編 北海道で食したお蕎麦 常盤軒の黒い駅そば

かけそば ¥380
評価:微妙
音威子府駅構内にあるお蕎麦屋さんです。

ネットなどの評判はすごく良いので少し期待しすぎたかもしれません。申し上げにくいのですが正直それほど美味しいとは思えませんでした。
見た目は麺もお出汁も黒っぽくいかにも味が濃いそうなイメージをもってしまっていたので、一口食べた瞬間拍子抜けしてしまいました。味がとても薄い・・・。逆に言うとあっさりしていて食べやすいとも言えなくもないですが、濃い味が好きなので少し、いやかなり物足らなさを感じてしまいました。
量もかなり少ないので、一緒に食べたお兄さんは二杯目は具の入った天ぷらそばを頼んでました。食べるスペースも駅構内ということで限られているので、私は早々に店を出ました。滞在時間は多分10分もなかったです。
まあ歴史があって話題性もあるので一度は食べて見たかった音威子府の黒そばを食せたのは良かったです。
あとがき
食に関しては結局個人の好みなので、実際食べて見るのが一番ですよね。
北海道旅は毎年恒例になってるので、またラーメンレポートもできることでしょう。旅の楽しみがまた増えました。
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