突然ですが最近カメラ撮影を初めてから、以前より増した悩みがあります。
目の使い過ぎによる眼精疲労からくる頭痛です。
もともと仕事・プライベート共にパソコンの使用頻度が高めで定期的に頭痛に襲われていましたが、一眼で撮影するようになってからは、カメラ撮影だけでなくパソコンでのRAW現像を頻繁に行うようになり、頭痛に襲われる頻度が高くなっていると感じます。
酷いときには吐き気がすることもあり、そうなるとカメラ趣味のみならず日常生活作業が何もできなくなるので、自分にとっては結構厄介な問題です。
原因
以下に自分に当てはまると思われる、眼精疲労の原因をあげてみました。
※これ以外にも重大な病気により引き起こされている場合もありますので、気になる方は病院を受診しましょう。
原因1. 視力の低下
近視、乱視、老眼などの視力の低下により、眼球のピントを合わせる筋肉の緊張が続きます。
視力が低下すると、よく見ようとして姿勢が悪くなったり、じっと目を凝らしてドライアイになったりして、目の疲れや肩首の凝りが発生します。
私の場合はもともと近視と乱視があり、最近老眼も進んできているので、より目が疲れやすい状態にあると考えられますね。
原因2. 作業環境の問題
作業場所が暗いとそれだけ見えにくくなり、目が疲れます。
また、姿勢も結構重要でパソコンなど画面を見ることが多い場合は、モニターの明るさや位置が問題となります。
原因3. 目の使いすぎ
他の原因がある程度解決されても、結局使いすぎると眼精疲労が起こります(あたりまえですが)。
まずは目を使いすぎない対策をしましょう。
とは言え、仕事となるとそうも言ってられない場合が多いんですけどね…。
その他、ストレスも眼精疲労の原因となるようですが、自分はそんなにストレスは無いので当てはまらないかな?
予防的対策
では、上記の原因について私が行っている(行った)眼精疲労を予防する対策を書いてみます。
対策1. 自分に合ったメガネ(コンタクト)を作る。
度数が合っていることはもちろんですが、すぐにズレたり曲がったりするフレームのメガネは、目の疲れや頭痛を引き起こしやすいです。
メガネの場合だと、鼻パッドを柔らかいものに変えるとか、フレームを軽いものに変えるだけでも負担が軽くなります。
あと見逃しがちなのが、度数やフレームは合っていてもレンズに細かい傷が入っていて、気が付かないうちに見えにくくなっていることがあります。
モヤがかかった世界から抜け出しましょう(笑。
カメラやパソコンが日進月歩で進化しているのと同じで、メガネであれば軽くて負担が少なくレンズも傷がつきにくいもの、コンタクトであれば目に負担が少ないものに日々進化しています。
お金はかかりますが、できるだけ定期的に、自分に合ったメガネ・コンタクトに換えることをおすすめします。
対策2. 作業環境の改善
自分の場合はまず、家のパソコンのある部屋には灯りが無く、圧倒的に暗かった(扉を開けて隣の部屋の蛍光灯の明かりを使ってました=致命的)ので、LEDを設置しました(笑。
私のように、灯りを設置していないのは問題外ですが、暗かったり明るすぎたり、チラツキが激しい灯りは交換もしくは調整しましょう。
また、モニターの明るさの調整も大切です。
特に書類を見ながらパソコン作業をする場合、自分が見易いと感じる机の上の書類と同じ程度の明るさに、モニターの輝度を調整すると目に負担が少ないようです。
あと、モニターでいうと映り込みのあるグレアパネル(光沢あり)よりも、ノングレアパネル(光沢なし)を使用しましょう。
作業環境に於いて、「明るさ」ともう一つ大事なのが「姿勢」です。
椅子に深く座り、背筋を伸ばしましょう。
ディスプレイとの距離を40~50センチ以上(モニターが大きくなればそれに合わせて距離を伸ばす)に保ち、モニターを正面かやや見下ろす位置に設置して下さい。(見上げると目が大きく開き乾燥してしまうため)。
あとは、エアコンの風がドライアイの原因になります。
風が目に当たりにくい場所で作業をするのも大切です。
対策3. 目を使いすぎない
「使いすぎないって言われても…」そう感じている方は多いと思います。
理想を言えば全く目を使わない(寝る)のが一番良いのですが、仕事中の場合はそうも言ってられないですよね(笑。
ですので、少しでも同じ姿勢を続けないとか、目を使い続けないということになります。
具体的には、
・最低でも1時間の作業をしたら10分の休憩をとる。
その時に、
・遠方を見たり目の周りから首の付根などのツボをマッサージ(※眼球を押さえないこと)。
・目の体操をする(顔を動かさずに目だけをゆっくりとグルグル動かす)
などすれば尚効果的です。
対策4. 目に良い食品を摂取する
これに関しては詳しく無いし好き嫌いもあると思うので、「目に良い食べ物」等で検索して自分の好きな食品から摂取して下さい(笑。
ネットを見ても即効性がないせいかあまり紹介されていませんが、効果は絶対にあると思います!
ちなみに私は、ブルーベリー(アントシアニン)、キャベツ(ルテイン)、豚肉(ビタミンA)、豆腐・納豆(ビタミンB群)、果物(ビタミンC)などが好きです。
特に目に良いからという理由で食べたことはありませんが。
もちろんサプリメントでも摂取できますが、それだけを摂取すれば良いわけではなく、なるべくバランスの良い食事から摂取するようにしましょう。
頭痛が出た時の対処法
ここまでは眼精疲労を予防する意味での対策を書きましたが、ここからはそれでも頭痛が起こってしまった場合の対処法を書きたいと思います。
上記の予防的対策と併用して下さい。
対処法1. 目を使わない(睡眠をとる)
やっぱり目を使わないのが一番です。
痛みが出たら目を使うのを止めましょう。
できれば睡眠を取りましょう。
目だけでなく体を休めることで、体調を改善させるという意味もあります。
対処法2. 温める
温かいタオルで目を覆う。
もしくは市販の目を温めるアイマスクなどを使うのも良いでしょう。
個人的におすすめなのは、お風呂に浸かることです。
半身浴でゆっくり体を温めることで目だけでなく全身を温め、血行を良くすることで筋肉の緊張を解きコリを解消します。
その時に温かいシャワーで目を温めるのも良いでしょう。
対処法3. 笑顔を作る
これは自分のオリジナルの対処法ですので、効き目は個人差があるかと思います。
私の場合、凝視すると眉間にシワが寄り、それが長時間続くとなかなかもとに戻らなくなるのです。
それにより目の周りの筋肉が緊張し、頭痛がひどくなることがよくあります。
ですので、顔の筋肉の緊張を解すために口角をあげ、目尻を下げる表情を意識的に作ります。
なにも声を上げて笑う必要はありませんが、ニヤニヤしてると変な人だと思われる危険があるのでご注意下さい(笑。
リラックス効果もありますので、ストレスが原因で眼精疲労が起こる方にはより効果的かもしれません。
※ここに書いた対処法はあくまで参考程度にしていただき、痛みが続くまたは酷い場合などは他の原因も考えられますので、早めに病院を受診することをおすすめします。
ブルーライトカットについて
よく疲れ目対策として「ブルーライトカット」が上げられますが、それについて私は懐疑的です。
何よりブルーライトカットをしてしまうと色味が変わってしまうため、写真の現像などにはかなり影響が大きいのです。
私の使用するモニターにもブルーライトカット機能がありますが、使用していません。
ですので、上記対策ではあえて「ブルーライトのカット」については触れていません。
ご了承ください。
最後に
正直なところ仕事はもちろんプライベートでもパソコンやスマホなどの使用からは逃れることが難しい現在、上記のような対処をしても、残念ながら定期的に頭痛に襲われています。
ただ、頭痛の頻度は確実に減っていますし、痛みの程度も以前と比べると改善するのが早いです。
これからも上手く付き合っていくことが趣味のカメラを長続きさせるうえでも、大切だと感じています。
この記事が同じような方の参考になれば嬉しいです。
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