苅田(福岡県京都郡)にある三菱マテリアル九州工場を撮ってきました。
誰がつけたのか知らないけれど、こんなにハマるあだ名もめったにないなと思った通称「ラスボス」と呼ばれる工場です。
あだ名といえば、有吉さんが品川さんにつけた「おしゃべりク○野郎(おしゃ○ソ)」がよく知られたあだ名の中では最高のあだ名だと思うのですが、それに匹敵するハマり具合だと思います。
ネットに挙げられた数多くのラスボスの写真を見てその迫力に感動してましたが、実物でもそのラスボス感は半端なかった!
撮影記
2018年11月22日(木)の夜、自宅を出発。
ラスボスの西側にある「向山公園」に到着したのは2018年11月23日(金)の1時ごろ。
真っ暗で、とてもじゃないけど一人でロケハンするのは難しいと感じたので、すぐに次のポイントへ向かいます。
ラスボス南側の対岸のド定番ポイントでドキドキの初対面。
どんだけスゴイ景色にお目にかかれるかと期待してましたが、肉眼では真っ暗でよくわかりませんでした(笑。
小一時間程の撮影を終えたのが3時ごろ。
移動で疲れたので、また翌日にでも来ることにして、「苅田港緑地公園」に移動して仮眠をとることにしました。
車中泊地
苅田港緑地公園
夜3時ごろ訪れた時には他の車はいませんでしたが、朝になると釣り人と思われる車が数台現れました。
9時から11時ぐらいには、隣接する広場でサッカークラブが練習を行っているようで
家族連れの車でほぼ満車になってました。
駐車可能台数は35台程なのでイベントがあればいっぱいになりますが、夜には空いているので車中泊するには問題なさそうです。
もちろんトイレもあります。
ただ、大きな道沿いで結構夜中もトラックが通るので、若干うるさいかもしれません。
気になる方は耳栓など対策してください。
対岸には 「宇部興産苅田セメント工場」が見えます。
昼間の道端で人目もある場所なのでちょっと恥ずかしかったのですが、撮影しました。
HDR用にブラケット撮影したのですが、現時点ではEOS_RのRAWファイル形式であるCR3に、HDRソフト(Photomatix Pro 6.1.1 )が未対応なので、対応次第お見せできればと思います。
作例&撮影地
この記事で紹介する写真は全て同じ場所からの撮影となります。
道路の曲がり角のところに、少しスペースがありますのでそこに車を停めさせてもらって撮影しました。
場所も構図もド定番の何のひねりもない写真ですが、被写体の存在感が素晴らしいので全く問題ないですね。
あ、それと言い遅れましたが、ラスボスに対峙するためには武器が必要ということで、
このたび、強力な武器を手に入れました\(^o^)/
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
素人なので詳しいことはわかりませんが、解像度の良さは噂通りだと感じました。
ラスボス相手でも不足はありません!
三菱マテリアル九州工場南側の対岸
時間は夜中の3時前。
初めての撮影場所で、EF100-400mm初投入。
真っ暗で何も見えないラスボスに、慣れない操作にマゴマゴしながらカメラを向けなんとか撮影。
浮かび上がる不夜城の圧巻の姿。
カメラの目というのは人間の肉眼では全く見えないものも、しっかり捉えて映し出す。
改めて大したものだと感心する。
下の二本の車の光跡は、あんなところに車が走るとは思っていなかったので全く狙ってませんでしたが、良いアクセントになってくれました。
縦構図。
300mmオーバーの焦点距離になりますが、解像感は損なわれてません。
焦点距離が上がるほど小さな振動にも気をつけなくてはなりませんが、ブレなく撮れたので良かったです。
空が白み始めた日の出前の午前6時半ごろ。
ようやくラスボスの全容が肉眼でも確認できるようになります。
朝の寒い時間帯且つ人の姿も現れ始めたので、来たばかりなのに早くも帰りたくなったのですが、このあと日の出までなんとか粘って撮影。
朝日を浴びるラスボスの姿も撮影しましたが、その写真はまたの機会に。
あとがき
初めての三菱マテリアル九州工場、通称ラスボスはその名にふさわしい迫力でした。
仕方のないことなのですが、初めての場所はどうしても定番ポイントばかりになってしまいます。
でも、ここまで被写体のインパクトが強いと定番でも全く問題なく満足する撮影ができました。
広島から高速で3時間あれば行けるので、近いうちに再訪したいです。
念願の望遠も手に入れて、一応広角から望遠までの焦点距離を撮影可能な機材が整ったのは大きい。
わざわざ遠くから来たのに焦点距離が足りなくて良い写真が撮れない!なんてことになる心配も無くなったので(言い訳できなくなった)遠慮なく遠出ができます!
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