↓の記事の続きになります。
太陽がのぼり明るくなるとシャッタースピードが稼げるので、ようやく本来の目的である”もくもく”の撮影開始です。
爆煙のモコモコとしたディテールを撮るには、短い露光時間で止めて取る必要があります。
本当はHDRで仕上げるつもりだったのですが、未だ(2019年2月16日現在)使用しているPhotomatix Pro 6がCR3ファイルに未対応なので一枚撮りの写真をアップします。
今後Photomatix Pro 6が更新されたらHDR処理バージョンをアップしようと思います。
撮影記
撮影日時と場所は前の記事と変わりません。
まあまあ寒いんですけど、日差しもあるのでまったく辛さはありませんでした。
お昼過ぎまでは天気も順調でしたが、午後は時々にわか雨が降る不安定な天気に。午前中は雨の気配がまったくなかったのでビックリしました。
それもあって大きな判断ミスをすることに・・・。
本当は夕方日暮れまで粘って、夕焼け空の番の州を狙っていたのですが、天気が不安定で雲もかなり出てきたので夕焼けは期待できないと判断。
夕方4時ごろには機材を片付けてしまいました。
これが大きな判断ミス!
帰途につく瀬戸大橋上からは見事な夕焼けが瀬戸内海を照らしていました。
戻って撮影しようかと迷いましたが、絶対に間に合わないのでそのまま帰りましたがちょっと後悔。
まあ、相変わらずにわか雨も降る変な天気だったので致し方なしです。
作例&撮影地
撮影日:2018/12/14
撮影機材:Canon EOS R/EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
写真は時系列通りの順番で紹介します。
全てが EF100-400を使用した焦点距離です。個人的に広角よりも望遠気味の写真が好きなのはありますが、特にここでの撮影は望遠が必須な印象でした。
ま、最近は工場に近づけなくなってきているのでどこでもその傾向かとは思いますが。
それにしても、結局12時間以上ほぼ同じ場所にいたんだなあ・・・暇人だよなあ・・・。
朝の早い時間帯は半逆光気味の光で工場が影になって若干潰れ気味になるので、HDR処理した方が綺麗になるかなと妄想。
だいたい煙(水蒸気)は3箇所から主に上がっているようでした。
できれば3箇所同時に吹き出した瞬間を撮りたかったのですが、そんなタイミングがあるのかどうかも不明です。
2箇所同時(完全な同時ではありませんが)なら待っていればチャンスはあります。
実はここは雲の製造工場なのではないか?などと妄想してしまうぐらい、何分かおきに巨大なモクモクが立ち上ります。
謎のパルテノン神殿みたいな建物もあるし、神様がいるのかもしれない。
撮影地前の湾内には定期的に青い巡回艇が周ってきて、コチラを怪しそうに見てましたw
お昼をすぎるとだんだん雲行きが怪しくなってきました。
撮影環境としては天気が良い方が撮影しやすいけど、面白い光の絵が撮れるのは天候の悪い時ですよね。
このときも雲の隙間から日が差して面白い光になりました。
いつか稲妻の写真とかも撮ってみたいけど、雨に濡れまくるんだろうか?
稲妻専門の写真家とかもいるみたいだけどどうやって撮ってるのかなあ?
最後は望遠端400mmでの一枚。
肉眼ではかなり遠いんですけど”コークス”の文字もしっかり見える無骨な船がかっこいいですね。
『あき』という女の子っぽい名前が可愛いです(笑
あとがき
ちょっと最後は撤収の判断が早すぎて綺麗な夕焼けシーンの撮影ができなかったのは悔やまれますが、一眼撮影を始めてから最多枚数の撮影となる充実した時間を過ごせました。
普通の土日に来る事が可能な距離なので、また近い内に夕景リベンジに訪れたいと思います。
あと、CR3ファイルにPhotomatix Proが対応したら、HDR処理バージョンもアップしたいと思います。
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