なぜかタイミングが合わなくて、昨年の年末以来工場撮影に行けず、気がつけば8月も終わろうとしている今日この頃。
夏場は、暑いし蚊はいるしで工場に限らず撮影にでかけるのが億劫になってましたが、もう少ししたら空気も澄んできて蚊もいなくなるので、ガンガン撮影に出かけるつもりです。
というわけで今回ご紹介するのは、昨年11月に北九州の苅田にて撮影したラスボスこと三菱マテリアル工場の夕暮れ時の写真です。
撮影地の向山公園について
向山公園は小高い丘の上にある公園で、その中に更に小さな山があり、私はそこの遊歩道の途中の階段で撮影しました。遊歩道は狭くて人が通るときには邪魔になる可能性が大なのでご注意ください。
この時は、唯一ジョギングしている親子が通ったので「お邪魔してすみません。」と挨拶すると、『何を撮ってるの?』と質問されました。一時期は”工場萌え~”もブームになったので、地元の方ならてっきり知ってるものだと思っていたのでこの質問には正直驚きました。
自分が思っている以上に、一般の方には工場撮影に限らず浸透していないことを実感しました。つまり興味がない人からすると自分はただの不審者かもしれない・・・。そんな自覚を持って、なおさら撮影時のマナーには気をつけないといけないなと思いました。
話が逸れましたが、そんな感じでここは狭いので、一般の方に気を配って撮影しましょう。ちなみに私以外にも2人の撮影者がいましたがおそらくブームの時ほどは撮影者は来ないと思われます。
向山公園駐車場について
駐車可能台数は約60台。今回の撮影場所まで徒歩3分。
トイレは24時間使用可能ですので、車中泊も可能です。この夜私はここで仮眠を取りましたが、この日は11月にしては寒い日で気温が3℃しかなく、大した防寒対策もしていなかったため車の中で凍えておりました。
ちなみに、山の頂上(デジタルテレビ中継局がある場所)は木々で覆われているため撮影不可です。
三菱マテリアル苅田工場撮影記と作例
スケジュールとしては、前日22日(木)夜に仕事を終えたあと広島を出発。23日(土)深夜に苅田に到着し、ラスボス南側から撮影。その時の様子がこちら↓
2018年11月23日(金)
その後一旦睡眠を取り夕方に向山公園に訪れました。
三菱マテリアル苅田工場写真作例
夕方日が沈む時間のラスボスの様子です。時系列で紹介します。
アングルは同じ。光の具合や画角が違うだけで同じような写真ですが、被写体力が半端なく強いのでどう切り取っても絵になるという・・・流石ラスボス。
西日のせいで全体にセピア色っぽい色味になり、なんとなくレトロな仕上がりになりました。
焦点距離:312mm 絞り値:F16 露光量:1/125秒 ISO100
夕方4時半ごろ撮影。西の空が少し焼け始めその光に照らされるラスボス。
焦点距離:153mm 絞り値:F8.0 露光量:1/40秒 ISO100
焦点距離:153mm 絞り値:F8.0 露光量:1/40秒 ISO100
5時ごろ。背景の東の空も薄っすら焼けて次第に暗くなっていく。
5時半ごろ。工場の照明が灯り始める。車もライトを点灯し始めたので光跡を入れてみました。この団地と工場の景色に昭和の匂いを感じるのはなぜだろう?
6時頃。太陽は完全に沈んでラスボスが夜の姿を見せてくれます。夜は一段と重厚感が凄いです。
このあとここの駐車場で仮眠をとって、翌日24日の深夜に再びラスボス南側のポイントで朝まで撮影しました。
あとがき
最近工場撮影に行けてないのは、この撮影でいきなり念願のラスボス撮影がかなってしまい、少し満足してしまったせいもあるかもしれません。それほどまでにここのインパクトは凄かった。
考えてみたらこのブログを始めたのも工場夜景が始まりだった気がする。
まだまだ訪れていない場所がたくさんあるので、もう少し涼しくなったら積極的に訪れてみたいです。工場萌え~も下火になったので、人見知りの私にはグッドタイミングですし。
こないだの花火撮影で30秒以上の露光時間で撮る方法(バルブ撮影)も覚えたので使ってみようと思います。
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