ブログ更新はしてませんでしたが、星空タイムラプス撮影はちょこちょこやってました。
で、今回石垣島へ撮影に行ってきたので、その備忘録です。
ブログのタイトルとニックネームも変更しました。
タイトルはあくまでも出来たらいいな程度の願望ですが、長い時間かかっても達成できたらうれしいです。
そして石垣島の夜は暗かった。
前準備
石垣島までの移動
人生で初めて飛行機で星撮りに出かけました。
行きは広島~羽田~石垣(3時間)、帰りは石垣~那覇~広島(2時間)でした。
飛行機自体あまり乗ったことがないのですが(人生で5回目ぐらい)、誰も椅子を後ろに倒さないんですね?
小心者の私は3時間の間リクライニングもできず、外の景色も見えない狭い席でしんどかったです。
3月の石垣島は人が多い印象でした。
撮影機材について
自家用車での移動とは違い、荷物に制限があるし重い荷物を持っての移動は厳しそうだとの思いから機材は厳選していくつもりでした。
しかし、いざ準備を始めてみるとあれもこれもと欲張ってしまい、結局いつもとほぼ変わらない機材を運ぶ羽目になりました。むちゃくちゃ重たかったです。
モバイルバッテリーの制限が行われる前でよかった
石垣島遠征の予約を取った頃に、気になるニュースが流れ始めました。
「飛行機へ持ち込めるモバイルバッテリーの個数の制限が厳しくなるかもしれない。」
モバイルバッテリーの数が制限されるというのは、複数台のカメラでタイムラプスを撮影する自分にとっては致命傷にもなりかねない事態です。
まあでも、もしそうなるとしてもまだまだ先の話だろう、その時はそう思ってました。
ところが、2026年の4月から施行されるようになりました。

自分の石垣島遠征の翌月からです。めちゃくちゃ危なかった。
このタイミングで飛行機でしか行けない沖縄での撮影をクリアできたことは、星空日本一周(47都道府県制覇)にとってとてもラッキーだったかもしれません。
石垣島での星空撮影
まずはロケハンへ
石垣島に到着したのが15時頃。
そこからレンタカーを借りて、まずはホテルのチェックイン前に撮影場所のロケハンへ。
というのも、到着したその日がもしかしたら唯一の晴れの日になるかもしれないという天気予報だったので、タイトなスケジュールとなりながらもロケハンへ直行しました。
まあ、石垣島は北の端まで行っても50キロメートルぐらいのようなので、移動に時間はかからないのでどうにでもなるっちゃーなります。
訪れたのはとある東側の海岸。
東から南の夜空を撮るには最高の場所だと思うのですが、なぜか「石垣島・星撮り」で検索しても出てこないのでした。
星を見に石垣島へ訪れる人も多いと思われますが、私のようなガチ勢以外は市街地近くの場所へ行くのかな?
石垣島は南側が市街地の光害で明るく、星空タイムラプスを撮るには壊滅的なので、私的には市街地近くは選択肢に入りませんでした。
一旦市街地へ戻ってホテルにチェックインしたまでは良かったけど
石垣島の青い海ときれいな砂浜に感動しつつ、大体の撮影場所を決めてから、一旦島の南のホテルへチェックインに向かいます。
部屋に入って再び撮影に向かうために機材の整理をしていたところ、とんでもない事実が判明します。
空港で三脚受け取るの忘れてたあああ!!!
思い返してみると、空港を出たあたりから番号不明な電話がかかってきていて、なんだろうとおもいながらも今夜の撮影のことで頭がいっぱいで無視してましたw
ホテルの部屋で機材の整理をしてて三脚がないことに気が付きました。
そしてその直後に何度目かの不審な(と勝手に思っていた)電話が!
こんどは石垣空港からだとすぐに理解しました。
『もしもし、石垣空港ですが、スタサプさんですか?』
「はい!三脚ですね!」
『今日受け取りにこられますか?あと1時間で受付終了ですけど…』
「はい!死んでも行きます!(とは言ってません)」
前述したように、この日を逃すともう晴れの夜はないかもしれない。
つまり今日撮影できなかったら、遠路はるばる石垣島まで重い荷物を運んできた意味がなくなってしまう!
死んでも行くしかないのです!
機材の整理もできないまま、結局全部を車に詰め込み、速攻でホテルを出ました。
全く知らない道を使い慣れないナビを頼りに制限時間内に到着できなければ何しにここまできたのかわからないという人生でも上位の危機的状況(かなり大げさ)に、久しぶりにめちゃくちゃ焦りました。
その後なんとか三脚をゲットし、そのまま撮影地に向かいました。
星空タイムラプス撮影開始
間違いなく自分史上一番暗い場所でした。
(ポートルスケール2点代)
昼間は青い海と白い砂浜がさわやかな場所でしたが、夜は真っ暗闇と波の音が響いてかなり怖かったです。
あと石垣島にはサキシマハブという夜行性の毒蛇がいるらしく、それもめちゃ怖かったです。
とはいえ、昼間にロケハンできていたので無事撮影予定地に到着し、まずは西の空に沈むオリオン座の撮影を開始しました。
西の空ももちろん暗いのですが、オリオン座は沈みかけで低空にあったので、思ったより背景が明るく映ってしまいました。
オリオンが沈むと次は今回の目的である「南十字星」の撮影です。

ただ低空は雲があるようで、南十字星は最初は全く見えていませんでした。
「これは厳しいかもしれん」
そう思い始めたころ、南十字星の南中前ぐらいから徐々に雲が晴れてきて、無事撮影することができました!
それから知ってはいたけどまさかこんな低空で撮れるとは思っていなかったあの星雲が撮れてました!
ηカリーナ星雲!!
本当は南十字星よりもっとこれが撮りたかったけど、はなから撮れるとおもっていなかったので、目標にも挙げてませんでした。
想定外だったのでとても嬉しい!(ホントは85mmで撮れてたらなお良かったけど!)
そして最後に今季初の天の川を撮影。
南東の海から昇る天の川は圧巻でした。
天の川は白く薄い雲のように見える、とよく聞きますが、それはよっぽど目がいい人か、暗い夜空限定だと個人的には思っています。
星を撮り始めてちょうど10年になりますが、天の川が雲のように肉眼で見えた経験は数えるほどしかありません(自分が目があまりよくないせいもあるかもしれません)。
しかし石垣島の真っ暗な海から昇る天の川は、白い薄い雲のようにはっきりと見えました。
そんな明るい天の川に驚いたのはもちろんですが、海上を行き来する船が一隻もいなかったことはもっと驚きました。
地元の瀬戸内海や日本海では考えられません。
そりゃ星もきれいに見えるわけです。
撮影地について
申し訳ありませんが、今回は具体的な撮影地名称は書きません。
検索しても出てこないということは星撮り場所としてはマイナーだとおもわれますので、そういう場所は公表しないことにします。
ただ、ここまで書いたことを地図を見ながら考慮すれば大体の場所はわかると思いますので、ガチ勢の方は探してみてください。
きっと満足できると思います。
3月の石垣島は夜でも暖かく、最低気温が20度を下回りませんでした。
ただ、油断して薄着だと海風のせいで寒く感じることもあったので注意が必要です。
(私はそのせいか、体調を崩して2日ほど寝込んでしまいました)。
あとがき
結局天気予報通り、この日以降滞在中に晴れる日はありませんでした。
曇り予報が多かったので、もしかしたら実際は晴れていた可能性もありますが、体調を崩してしまい空振り覚悟で出かけることができませんでした。
でも、撮影できたこの一夜だけでも満足度は高い遠征でした。
季節を変えてまた行きたいな(けどモバイルバッテリーはどうしよう?現地調達?)

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