今日から本格的に自転車で北海道道南を巡る旅となる。
千歳のホテルから支笏湖公園自転車道を通って支笏湖へ。そこから樽前山登山のために五合目までは自転車でヒルクライム。そこからのダート道は状況を見て自転車で行くかを判断する。
樽前山に登山後、苫小牧方面へ下り、苫小牧駅近くのホテルにチェックイン。
天気予報は曇りであまり良くはなさそうだがどうだろうか。
2日目：自転車走行距離 約65km
2018年6月24日（日）
支笏湖公園自転車道
6：00 起床。敦賀で買ったカップラーメンが余っていたので朝食として食す。
7：10 千歳第一ホテルをチェックアウト。
まずは近くのセブンイレブンで昼食と登山用の携帯食を購入する。この先はコンビニはおろか、食事ができる施設もほとんどない（支笏湖温泉の辺りにあるのみ）ので事前に確保しておきます。
とは言え荷物の制限のある自転車なので、大量に買い込むこともできないのが難しい。コールスローサラダとおにぎりを手に入れた（ミニクリームパンとウィダーインゼリーはすでに持っている）。水分は水筒にスポーツ飲料を500ｍｌほど。これで大丈夫・・・かな？
支笏湖までの道はほぼ一本道なのでナビは見なくても大丈夫だ。ただ自転車道の出発点はよくわからないのでとりあえず道道16号を進むことにした。
すると途中から並走する自転車道らしき道が現れた！
ただ合流したいけど柵があって入れないなあ・・・(¯―¯٥) 暫く進むと合流できましたが、日の当たる道路の右側だったりして最初は自転車道は使わないで道路の左側の路肩を走ってたんだけど、途中から疲れてきたので結局自転車道に合流。
ああ、やっぱり車を気にしなくていいので快適だわ。やばい！もっと早く合流しとけば良かった！
天気は晴天ではないが日差しは多い。日に当たると暑いのだが、この道は木々に囲まれていたので木漏れ日の中の走行でとても快適でした。路面は枝葉が散乱しているので、うっすいタイヤの自転車はは少し気を使うかもしれません。
途中で家族連れらしきロードの集団に抜かれる。その最後尾は小学生高学年ぐらいの女の子だった(ﾟдﾟ)！
小学生がロードバイクに乗る時代か・・・
支笏湖公園自転車道25km程度です。千歳から支笏湖へ向かう場合はほとんど下ることなく、ずーっと緩やかな登りとなります。ホントにずっと緩やかなので、特段辛いところは無かったです。木々に囲まれた道なので景観が良いとは言えませんが、通行する意味ではとても快適な自転車道でした。
支笏湖から樽前山7合目へヒルクライム 地獄のダート道
やがて自転車道が終わると、支笏湖温泉と樽前山へ向かう道への交差点が現れました。
支笏湖温泉にある『山線鉄橋』に行ってみたいのですが、この4日後には訪れる予定なのでどうしようかと迷います。4日後に天気が良くない可能性もあるので天気の良い今日、ちょっと寄り道することにしました。
寄り道の距離は往復で8km弱なのでなんだかんだで1時間のロス。しかも意外とアップダウンがあり体力を消耗するな～、やっぱりやめとけばよかったかな？などとプチ後悔しながら支笏湖温泉辺りに到着です。
ここまで来てグーグル地図を見る。う～ん・・・山線鉄橋の場所がよくわからない・・・。
ここまで来たのにまた気が変わる。天気が良い今のうちになるべく早く山に登りたくなってきた！
結局40分ぐらい無駄な時間を使ってしまった・・・。
樽前山登山へ向かうため、もと来た道を急いで戻る。
日差しが強くなってきた。暑い暑い・・・。日焼け止めを塗って自転車を漕ぎます。
分岐の交差点まで戻ってきました。
右に曲がると、
苫小牧市に突入。次の交差点を右に曲がると本格的な坂が始まります。
樽前山5合目ヘ向かう道の入口までやってきました。
ここから先は今までとは違って、ある程度の傾斜の坂を登っていかなければならないはず（4km弱）。
水分を補給してヒルクライムへの準備をして出発しました。
ゆっくり得意のインナーローで心拍数を上げないように登っていく。段々と傾斜がキツくなっていくのを感じながら。車も結構通るので、気を使いながら。ただ、思ったほど傾斜は厳しくない。立ち漕ぎしなければ登れないぐらいのキツい傾斜は2箇所ぐらいでなんとか5合目までたどり着いた！
10：30 樽前山5合目でしばし休憩。朝買っておいたコールスローサラダと水分を補給。暑いのでたくさん水分がほしいところだが500ｍｌしか持ってきてないのでがぶ飲みは我慢する。
ちょっとヌルかった・・・
さて、ここから7合目へ向かう道はダート道。自転車をどうするべきか・・・。
ゲートに地球ロックして歩いて行っても良いんだけど、さっき変な寄り道をして時間が押しているので、乗って行けるものなら乗っていきたい。行けるところまで行ってみることにした。
この判断が誤りだったと、すぐに痛感することになる（笑
熊出没の日付が記入されてなかったのは良かったが・・・
ダート道が始まって100ｍぐらいは頑張って自転車で進んでみたが、思った以上に砂利が多くて石が大きいのでとてもじゃないけどバランスがとれない！車が通るときに道の端に寄ると砂利の上を走行することになり脇の溝に落ちそうになる！こりゃダメだ！！
諦めて自転車を押して上がることにしたものの、砂利で滑って足の踏ん張りも効かないので、傾斜がキツくなると自転車を押すのも辛い。今更戻るのも面倒くさいし、やっちまったかも～(T_T)
この写真見るととても快適そうな道に見えるが、自分にとっては地獄だったわ
車が容赦なく土ホコリを舞い上げて通っていく
もうその辺に自転車放おって行こうかと、途中で何度も考えたがなんとか踏みとどまった（笑。
7合目に近づくに連れて傾斜もかなりキツくなっていく。ダート道では無かったとしても足をつかずに登れたかどうか疑わしいほどの傾斜であったが、どうにかこうにか七合目ヒュッテまでたどり着きました！
結果的にはこのダート道を自転車押して歩いたのが登山よりもキツかったです(T_T)
この建物の隅に自転車を置かせてもらいました
11：30 当初の計画どおりの時間に、登山の準備をして出発。
登山前にこんなにへばってて大丈夫かオレ！？
詳しい登山の様子は別の記事にしました♪
樽前山登山編はこちら ⇒【2018北海道道南】3日目登山編 樽前山
苫小牧市街へ ダートは下りも辛かった！
14：20 大満足の登山を終え、後は自転車で下るだけです。
自転車の準備をしてゴソゴソしてたら、駐車場スタッフのオジサンたちが話しかけてこられたので、しばし談笑。「自転車でご苦労さん」から始まり「ダートを押して上がるのが大変だったこと」「登山が楽しかったこと」「これから道南を回ること」などを説明。最後に「気をつけてな」と送り出していただきました。
ありがとうございました。
さて、苦労してダート道を自転車を押して来たのは、せめて下りだけでも快適に下ることができると思ったからでしたが・・・
よくよく考えたら登りのときも結局自転車に乗れなくて押して歩いて来たのに、下りで乗れるわけがないのであった＿|￣|○ 登りの時よりもスピードが出る分ずーっと神経を集中させてなければならない。ちょっとでもバランスがとれないと思っきりすっ転ぶ可能性大！ ＼(^o^)／ｵﾜﾀ
結局また途中で諦めて押し歩く・・・
7合目でお話してくださったスタッフの方々もとぼとぼと歩く私の横を車で降りていきました。
5合目から7合目のダート道の距離は片道2.5kmで往復1時間半弱。体力も結構使う辛い道であった。それでも計画通りのスケジュールで行けたのは最初から余裕を持って計画を立てていたからだろう。今後の旅においても計画に余裕を持たせることは忘れないようにしよう。
15：00 ようやく5合目まで下りてきた。ここからは本当に下るだけ（のはず）。
で、結局ここから海沿い辺りまでの約15kmは本当に下るだけでした。車も殆ど通らないし非常に快適な下り。楽過ぎるのと雨も若干降ったりして寒かったので、途中からカッパの上着に着替えてダウンヒル。
ビューンと下って大きな道に出たあとは、左に曲がり苫小牧駅を目指します。
北海道は道が広くて走りやすいとは言え、ここからホテルまでの道は車も多くて本州の道と変わらない感じで走りにくかったです。サイクリング＆登山の疲れが出てきたことも走りにくさを感じた一因かもしれません。
お尻がまあまあ痛い・・・
ホテルに近づいた頃、雨が降り出しましたがなんとかそのままホテルに到着。
不安定な天気だが、肝心なところでは降られてないのがありがたい。
苫小牧駅近くのでっかい煙突。思わず見上げる。
16：30 今日の宿泊先『ホテルウィングインターナショナル苫小牧』に到着。
登山と下り道でだいぶ時間短縮ができたので、予定より1時間半ぐらい早いチェックイン。
見た目がやや古かったので心配だったが・・・
自転車は広いロビーの隅っこに置かせてもらいました。
『ここなら受付からも見えるので安心です♪』って受付のお姉さん、ありがとう。
むちゃくちゃ可愛かったです(*´Д｀)
部屋は風呂とトイレと洗面が全て別れてるのが良かった。
ホテルウィングインターナショナル、なかなかいいホテルかもしれない♫ 全国にあるみたいなので機会があればまた利用させてもらおう。
夕食は近くのセイコマで豚丼を買ってホテルで食す。
今日は初体験の登山＆サイクリングでしたが、思ったよりは疲れはありませんでした。
尻痛がちと気にはなるのと、いつもの左膝は登山時から痛み出し、今もやっぱり痛いけど。
今夜はサッカーワールドカップ予選第二戦目のセネガル戦。気にはなるけど明日も早いし体力を回復するためにも早く寝ることにします。
今日は濃い一日であった。
21：00 就寝、おやすみなさい。
4日目↓に続く。
コメント