なかなか更新できていない当ブログですが、昨年の年末には一応撮影にもでかけております。その時にもいろいろあって、書きたいことは山ほどあるのですが、ありすぎて何から書いていいかゴチャゴチャ考えてたらめんどくさくなっちゃうんですよね。
文章を構成するのって難しいです。頭の中では結構いい感じにまとまるんですけど、それを実際に文章にするとあれも駄目だこれは意味不明だとか、これじゃグーグル先生に嫌われちゃうだとか考え出したらきりがなくなってきて結局訳解んないってなるわけです。
なので更新が遅々としてすすまない。
これではイカンということで、ちょっと考えを変えまして、読んでる人にはわかんないかもしれないけどそれは深く考えずに、基本わかんなかったらグーグル先生に聞いてくださいってスタンスでいきます。実際自分も今いろんな方のブログやらツイッターやら読んで天体写真について勉強しているわけですけど、はっきりいってわかんないことだらけだし言葉も意味不明で全くついていけてないですし。まあそういうもんだよねってことで。
ただ、色々書きたいことがある中でも、一つか二つぐらいに関してはなるべく丁寧に説明するようにしようかなと。自分がブログを書いている理由は一つは備忘録の意味がありますが、もう一つは自分が経験したり調べて知ったことを、過去の自分のような未だ知らない人にちょっとでも役に立つようなことを書ければいいなという思いがあります。自分自身もネットでタダで教えてもらった情報がたくさんあって感謝しているので、それをちょっとでも還元できたらいいなと。
まとめると、
・全体の文章は今までより適当に書くけど、テーマの一つぐらい丁寧に説明する記事を書く、ってことにします。
これでもう少し更新頻度があがることを願っています。
レーザーポインタを使って北極星導入チャレンジ
で、前置きがながくなりましたが、この記事では前回の記事でちょこっと書いた、極軸合わせ(北極星の導入)の方法について書こうと思います。
初めての赤道儀使用の撮影では、極軸合わせに失敗して盛大に星が流れた写真を量産しました。
そして今回、年末の撮影(赤道儀使用2回目)でもめっちゃ苦労しました。
どのくらい苦労したかというと、撮影地に到着して準備に1時間半ほどかかったのですが、その大半(1時間位?)は極軸合わせに費やしておりました。大げさではなく本当です_| ̄|○
もういちどおさらいすると、今回焦点距離は30mm程度の広角撮影なので、極軸合わせと言っても赤道儀に開いている穴の中に北極星を入れれば良いわけです。と、どこを見ても簡単そうに書いてあるんですが、私にとってはめちゃくちゃハードルが高かった。
肉眼では簡単にその存在がわかる北極星。これを穴ん中に入れればいいんでしょと安易に考えていたんですが、その穴が思いのほか小さい。しかもやってみてわかったのは自分の目、かなり悪いのかもってこと。そうでなければ皆簡単にやっているのにできないわけがない。
ここまでが、前回やってみて思ったこと。
で、その反省を踏まえて準備したのがこれ。レーザーポインター。
スライド発表とかで使うアレ。
今回はこれで北極星を予め指し示して、そこを極軸望遠鏡で覗くという作戦でした。具体的には
三脚にレーザーポインターを固定し、北極星の方を向けたままにしておいて、極軸望遠鏡でレーザーをたどる。という作戦(作戦①)。実際にやってみると・・・
まったくわからん(ー_ー;)・・・
そもそも霞がかかっているのか、レーザーが弱いのか、肉眼で見てもレーザーの軌跡が途中からぼんやりしてて北極星を示しているのかわからない。
うむむ・・・これは超絶困った。完璧な作戦だと思っていたのに。
しばし考える。
思いついたのが、北極星を導入する赤道儀の穴からレーザーを発射して北極星を示す作戦(作戦②)。こっちのほうがより直接的だし確率上がる気がする、というか他にいい方法が思いつかない。
赤道儀の裏からレーザーポインターを直角に当てて、そこから出たレーザーの軌跡を北極星に向ければ、極軸望遠鏡の視野内に北極星が入るはず。
最後ののぞみをかけやってみると、ちょっと今までとは違うそれっぽい星が極軸望遠鏡の視野内にあらわれました!もしかしてこれが北極星?
やったよ、北極星を(たまたま)導入できたよ!
PF-L Assistという携帯アプリでカシオペアと北斗七星の位置を確認し、極軸望遠鏡の視野を調整する。
今回はちゃんと確認のため一枚試し撮り。
うむ、なんとか星が点になっているようだ(カメラのモニタではイマイチ分かりづらい。きっちり確認するにはやっぱりノートPCが必要だなあ)
というわけで、今回は前回のような盛大な星の流れは少なくとも見られず、一応極軸合わせに成功したと思われます。ただし、作戦②が次回もうまくいくという保証はないし、毎回これをやるのもちょっと恥ずかしいし、この上手くいった方法でも実はかなり時間がかかっているという事実からして未だ極軸合わせへの不安が拭えないのであります。
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