ミニベロ自転車旅の相棒はDAHON Visc.P20ですが、通勤用にもう一台、WACHSEN(ヴァクセン)Weiβ BA-101(以下ヴァクセン君)を所有しています。
ただ、ある時後輪がパンクしてからずっと放置していました。
だってこれまで一度もタイヤの交換したことないのに、クイックリリースじゃない自転車のタイヤ交換する気になれなかったからです。
なんとなく難しそうだったから・・・
でも最近ネットで
”クイックリリースかボルトかの違いだけでタイヤ交換自体はやることは同じ”
的なことが書いてあるのを見て、確かにそうだと思い一念発起しました。
後輪のみですが、チューブとタイヤを交換しました。
タイヤ&チューブの交換行程
ホイルを自転車から外す
1.チェーンをギアの一番外側にする。
つまり、前はアウター(一番大きなギア)で後ろはトップ(一番小さなギア)となります。
2.ブレーキのワイヤーを外してクリアランスを大きくする。
今回はVブレーキでしたが、いろいろなブレーキの緩め方がY’sRoadさんの動画で詳しく説明されてます。
(Vブレーキの緩め方は2:40あたりから。)
Y’sRoadさんのメンテナンス動画は少し長いんですけど、その分丁寧でいろんなアングルで撮影されてたりするのでわかりやすいです。
3.自転車を逆さにする。
4.ホイルを固定しているボルトを緩める。
長期放置していたためボルトがかなり錆びついていました。スパナも柄の短いやつしか持っていないので苦労しましたが、KURE5-56を吹きかけてしばらく放置したら何とか回ってくれました。
ちなみにボルトは「時計回りが締める、反時計回りが緩める」です。
5.ホイルを外す。
上の動画の5:09から「後輪の外し方」の解説があります。
リアディレイラーを後ろに引くとチェーンの上下の間が開くので、スプロケットをチェーンから外しやすくなります。
チューブとタイヤを交換する
必要なもの
無事ホイルが外れたらチューブとタイヤの交換です。
タイヤをホイルから外すためにタイヤレバーは必要になると思います。
ヴァクセン君はタイヤサイズ:20×1.75とやや太めなので、1.50と少し細めに交換します。
以下のチューブとタイヤを購入しました。
ちなみに空気を入れるバルブ形状も英式から仏式に変えようと思い、そのためにはスペーサーが必要らしいのでキャプテンスタッグのスペーサーを別途購入したのですが、チューブにスペーサーが付属されていたので無駄になりました(泣)
ホイルからタイヤとチューブを外す
まずはタイヤとチューブをホイルから外す作業です。
これもY’sロードさんの動画(下)がとても分かりやすいので参考にさせてもらいました。
手順は以下のようになります。
1.タイヤの空気を抜いてバルブのナットを外す。(動画3:17~)
2.タイヤを外す(片側のビードを外す)。(動画4:29~)
3.チューブを取り出す。(動画5:45~)
4.タイヤを完全にホイルから外す。(動画6:37~)
新しいタイヤとチューブをホイルに装着する
古いチューブとタイヤが外せたら、新しいものをホイルに装着します。
Y’sロードさん の動画では まず新しいタイヤのビードを片側だけホイルにはめて(動画6:50~)そのあとにホイルとタイヤの隙間からチューブを入れるようになってます(動画9:25~)。
が、今回はタイヤが硬くて隙間からチューブを入れることが難しかったです。
なので5~7の手順は動画とは違います。
5.新しいチューブに軽く空気を入れ、タイヤの中に入れる。
軽く空気を入れたチューブを、タイヤの中に先に入れてから、タイヤをホイルにはめました。
6.チューブのバルブをホイルに挿入する。
7.チューブとタイヤの片側ビードをホイルにはめる。
あとは(動画10:15~)を参考に、チューブが挟まっていないか確認しながらタイヤをはめていきます。
8.タイヤを完全にホイルにはめる。(動画10:43~)
バルブあたりをはめるのが硬かったので、最後はタイヤレバーを使ってはめました(動画11:28~)。チューブを噛まないように注意しましょう。
最後に空気を入れて完成です。
ホイルを自転車に取り付ける
ホイルを外した時の逆の手順です。
1.ディレイラーを後ろに引いて、チェーンの間に「ギアの一番小さいやつ」をはめてそのまま自転車に装着。ボルトを締めます。(最初の動画の9:05~)
2.ブレーキのワイヤをはめる。(Vブレーキの場合は最初の動画12:50~)
以上でタイヤとチューブの交換は完了です。
タイヤ交換後の感想
クイックリリースではないので難しそうだと思い込み躊躇していましたが、ボルトが外れてしまえばあとはほぼ動画の手順通りでした。
スパナはある程度ちゃんとしたやつを買ったほうが良さそうです。柄が短いと力が入れにくいため勢い余って変なところをぶつけたりしてケガしそうです。
今回はクレ556の力を借りてなんとかボルトが外せたので良かった。
タイヤとチューブのはめ方は、径の大きい柔らかいロード用のタイヤと違って、20インチで径が小さく耐久性重視のタイヤは硬いので動画とは違った手順になりました。そこは臨機応変に対応しなければなりませんね。
今までタイヤ(チューブ)交換の経験がなく、ロングライド時は常に不安でしたが、今後はなんとか自力で交換できそうです。安心感が違いますね。
そろそろどっか行きたいなあ~。
コメント