【花火】人見知りにはちょっとハードルが高い?花火大会の撮影に挑戦してみた。「2019瀬戸田町夏まつり」。

花火
花火

行ってみたいと思いながらもなかなか行けていなかった花火の撮影に、今回人生で初めて訪れる機会がありましたので、その様子を記します。

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「瀬戸田町夏まつり」花火大会撮影地の選定

私の中での花火大会の撮影は、撮影ポイントにズラーッと百戦錬磨のカメラマニアの人たちが三脚を並べていて、その中で隣と気を使いながら撮影しなければならないイメージ。

そう、人見知りの私ができれば近寄りたくない場所なのです・・・。

気弱な人見知りカメラマンは、小規模花火大会を遠くから撮影するのがおすすめ!

そんなところに割り込んでいく勇気もなければ、長時間場所取りをする根性も私にはありませんので、足が遠のいていたというのが現実です。

でもやっぱり撮影してみたい・・・。

そう考えて出した結論は、比較的小規模で人が少なそうな花火大会を遠くから撮れば良いんじゃね?という考え。ネットで見かける花火の写真も最近は俯瞰で撮影されたものも多く、しかも綺麗な写真がたくさん。これならイケそう。

そんな私が今回訪れたのが、「瀬戸田町夏まつり」花火大会です。

撮影地候補

まずはいつものようにグーグル・マップで候補地を探します。
できれば下記の3つの条件を満たす場所がベスト。

(A) 撮影者が少ない。居たとしても広くて気を使わなくても良い場所。

(B)多々羅大橋と絡めて撮りたい。

(C)海の景色とリフレクションが俯瞰できる場所。

花火の発射地点は瀬戸内海の島に囲まれた海上となるため、東西南北から撮影が可能な良いロケーションの花火大会です。

ただし、東側は夏祭り会場から近く撮影者も多いことが予想されることと、多々羅大橋とのコラボは難しいため今回は候補から外しました。

で残ったのが上画像の3ヶ所です。

まず③の高根島ですが、花火発射地点までの距離が一番近く、大きく花火を撮るには良さそう。ただし多々羅大橋が花火の奥側になり目立たなくなるので今回は却下。俯瞰もできそうにないし。

②の立石展望台は高根島からよりも倍の距離があるけど、俯瞰が可能な山の上の展望台です。橋と絡めることも可能っぽいしストリートビューで見た感じではロケーションは良さそうでしたが、展望台が狭くてもし誰かがいたら逃げ場が無さそうだったので、今回は却下。

で、残ったのが①開山展望台付近。
発射地点までの距離が遠い(約5.3km)のが気にはなったけど、多々羅大橋が手前にあるのでコラボ写真を撮るにはここが一番最適そうだったので、今回はこちらに行ってみました。

開山展望台付近には3ヶ所の撮影ポイントがありました。

実際に訪れてみると、この場所には多々羅大橋を俯瞰できる展望台が3ヶ所ほどありました。どこからも同じような見え方ですが、①が一番花火に近いけど標高が低く、③が一番遠いけど一番標高が高いようです(②はその中間)。

そのうち①と③にはすでに三脚が設置されていましたが、②には誰もいなかったのでそこを今回の撮影場所としました。

駐車場から地図で開山展望台と記されている場所へ向かう途中にある展望台です。

ちなみにここには広い駐車場があり、トイレも(綺麗では無いが)あるので、車中泊も可能かと思われます。
まあわざわざここで車中泊をする人はいないと思いますが。

2019「瀬戸田町夏まつり」花火大会撮影記と作例

撮影日:2019/08/17 撮影機材:Canon EOS R/RF24-105mm F4 L IS USM
焦点距離:39mm 絞り値:F11 露光量:13秒 ISO100

日が沈む直前の瀬戸内海と多々羅大橋

2019年8月17日(土)

目的地まで高速道路使用で2時間弱の距離。
花火は20:30が打ち上げ予定時刻です。

明るい時間に撮影場所のロケハンをしたかったのですが、到着したのが暗くなる前ギリギリだったので結局ほとんどロケハンはできませんでした。先客がいるかいないかだけをチェックしました(笑。

そんなギリギリだったにもかかわらず撮影者はごくわずかでした。その中でも全く撮影者がいないポイントがあったのはラッキーでした。狙い通り一人でのんびり撮影することができました!

30分の花火打ち上げが予定通り21時に終了。22時には帰途につきました。

お盆休み期間中ということもあり、高速道路は夜中にも関わらず車が多かった。夏まつり会場のある生口島への高速道路出口では渋滞が起きていました。

2019「瀬戸田町夏まつり」花火大会について

しまなみ海道の途中の島である、生口島の瀬戸田町で行われる夏祭りの花火大会。

約3000発と大規模ではありませんが、ナイアガラと15号玉の打ち上げ花火が見どころらしい。

今回は俯瞰撮影となるので少しでも大きな花火、つまり狙いは15号玉となる。

花火の打ち上げ時間は30分と短いです。なのでわざわざ遠くから訪れて俯瞰で撮る人は少なめと思われます。
人見知りカメラマンには狙い目の花火大会だと思います。

2019「瀬戸田町夏まつり」花火大会写真作例

この日の瀬戸内海はかなり霞んでいて遠景の撮影に不安がありましたが、なんとか影響なく撮影できました。花火大会終了直後には海上に霧が出てたのですが、その前に撮影も終えていたので良かったです。

撮影日:2019/08/17 撮影機材:Canon EOS R/RF24-105mm F4 L IS USM
焦点距離:80mm 絞り値:F11 露光量:5.6秒 ISO100

前半に上がった複数の小さめな花火を比較明合成してみました。

花火の高さを橋の塔の倍ぐらいに想定していたため、かなり小さくなってしまいました。
若干トリミングしてます。

派手な色の花火たちを地味に仕上げてみました。暗い瀬戸内海に浮かび上がる感じが好きです。

 

撮影日:2019/08/17 撮影機材:Canon EOS R/RF24-105mm F4 L IS USM
焦点距離:92mm 絞り値:F11 露光量:84秒 ISO100

おそらくこれが噂の15号花火だと思われます。トリだし一番大きかったし。

長時間露光した風景と花火の写真の二枚を比較明合成しています。こちらもトリミングあり。

もう少し絞りを開けて明るめにしても良かったのかなと感じますが、どうでしょうか?
星景写真もそうですが、自分はどうしても暗めが好きみたいです。

 

初めての花火撮影を終えての感想

今回は花火撮影も初めてでしたが、バルブ撮影という撮影方法と比較明合成という現像方法も初めてでした。

なので満足できる写真を1ショットでも撮れればいいかな~と気楽に望んだのが良かったのか、まずまず思ったとおりに撮影も現像もできました。

ただ、撮影から現像までネットの情報を参考にやってみましたがすぐに忘れそう。
できれば自分なりのやり方をこのブログに記したいと思っていますが果たして…。

今週末にまた花火大会があるので、天気が良ければ撮影に向かう予定です。

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