今回の北海道遠征では野鳥撮影も行っていました。
タイトルのようなコラボ写真を狙っていたのですが、完全に事前のリサーチ不足で、エゾカンゾウの花は見事に散っていて、目論見達成ならず(泣)
野鳥撮影地としての金浦原生花園について
ロケーション
原生花園と言えば、オホーツク海沿いから道東にかけてに多い印象ですが、金浦原生花園は日本海側の海沿い(オロロンラインの途中)にあります。
比較的小さな原生花園で、木道の上を歩くだけなら10分程度で一周できてしまいます。
天気の良い日は利尻岳も見えます。
ノビタキとエゾカンゾウの背景には利尻岳。上手く行けばそんな絵も撮ることが可能です。
道の駅富士見から約4分、道の駅初山別から車で15分弱です。
駐車場について
グーグルMAPで上空から見ると、木道が8の字になってて、その下に小さな駐車場があります。
駐車可能台数は20台弱ほど。
花のない時期は閑散としていて、私が今回訪れた時も他の車は留まっていませんでした。
おそらくエゾカンゾウが咲く時期の週末は、混み合うことも予想されます。
トイレはありませんので、長居をする方はそれなりに対策が必要です。
エゾカンゾウのベストな撮影時期は?
ちなみにエゾカンゾウについては下記のリンクに詳しく掲載されているので参考にしてください。
一般にはニッコウキスゲやエゾカンゾウの呼び名が有名な黄色い花ですが、どうやら正式にはゼンテイカという名前みたいです。知らんかった。
例年金浦原生花園でのエゾカンゾウの開花は6月上旬から中旬だそうです。
写真付きでこちら↓にきちんと報告されてました。
今年(2019年)は暖かい気候のため、例年より早かったそうです。
私が訪れたのが6月下旬・・・どちらにしても間に合わなかったわけですが、事前に確認しておけば心の準備はできていたはず(笑。
次回は出発時期を早めてみるかな~。
金浦原生花園のノビタキ♂は電線がお好き?
ここで合うことができる野鳥は主に、ホオアカ、ノビタキ、カワラヒワ、ヒバリ、ノゴマ、モズなど。オオジシギも見られることがあるみたいです。
この時期は皆さん子育ての真っ最中で、口に餌を咥えて飛び回ったり、時々まったり囀ったりする様子を見ることができます。
その中でも今回主役のノビタキ♂の行動について。
実は隣のオロロンラインの道路に沿って電線が通っているのですが、ノビタキのオスはその電線にしか留まってくれませんでした。
その様子がグーグルストリートビューにも捉えられていましたので、御覧ください(笑。
たぶんノビタキオスです。まあ、エゾカンゾウが咲いていなかったので短時間で撮影を終了してしまいましたので、もっと粘っていればまた違った行動を見せてくれたかもしれませんが。
絵が完全に空抜けになってしまうので、止めていただきたい(笑。
金浦原生花園での野鳥撮影作例
そんなこんなで、結局エゾカンゾウ絡みの絵も、ノビタキオスの姿も撮影できない結果となってしまいましたが、ノゴマを撮るのは初めてだったので嬉しかったです。
地味な絵ですが御覧ください。
●全てクロップ撮影で、更にトリミングありです。
焦点距離:400mm(クロップ換算640mm) 絞り値:F5.6 露光量:1/400秒 ISO100
焦点距離:400mm(クロップ換算640mm) 絞り値:F5.6 露光量:1/500秒 ISO100
焦点距離:400mm(クロップ換算640mm) 絞り値:F5.6 露光量:1/640秒 ISO100
あとがき
前回、霧ヶ峰でのノビタキ撮影の際には、長い渡りから営巣地に訪れたばかりの時期だったので、まだノビタキの警戒心が強く全く近寄らせてもらえませんでした。
今回はその時よりも少しは近くで撮らせてもらえるかな~と淡い期待をしてたのですが、ほとんど変わりませんでしたね。やっぱりノビタキくんは遠かった。
問題は焦点距離の遠さだけではありません(ボケの問題)。
過去の撮影でも薄々感じていましたが、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM での野鳥撮影の限界を今回は強く感じてしまいました。
本当は今回の北海道旅でもう何箇所か野鳥の撮影を敢行するつもりだったのですが、このときの撮影で心が折れてしまい、この旅での野鳥撮影はこれっきりになってしまいました。
今後の野鳥撮影はどうしようか・・・そんな気持ちです。
コメント